2022年1月17日 

一橋ビジネススクール 国際企業戦略専攻(以下、一橋ICS)は、EMBAプログラムを終了し、全日制MBAプログラムと企業・社会人を対象としたエグゼクティブ・プログラムを拡充することを決定しました。

EMBAプログラムは、国内外で活躍する次世代のビジネスリーダーを育成するため、2017年に創設されました。本質的なビジネスモデル、戦略の選定・実行の習得を基軸とし、デジタル・ディスラプション、グローバリゼーション、サステナビリティといった社会の急速な変化により生まれた知識を加えて厳選されたカリキュラム構成により、素晴らしいリーダー達を輩出してきました。

一橋ICS専攻長一條和生教授は、EMBAプログラムの最大の成果は卒業生であることを強調し、卒業生と在校生とは、今後も一橋ICSの大切なメンバーとして関係を継続することを固く約束しています。

今後は、EMBAプログラムで提供してきた高水準の教育を、各企業・個人のニーズに柔軟に合わせ、より開かれた形で多くの方に参加していただける学びの機会を提供して参ります。

今回の再編に関して、一條専攻長は以下のようにコメントしています。

「EMBAプログラムを終了することは、我々にとって非常に難しい決断でした。しかし、生涯学習の需要が伸びる中、ビジネススクールとして時代の要請や社会のニーズに呼応し進化していく必要があると考え、今回の決定に至りました。」

なお、EMBAプログラムの終了に伴い、EMBAプログラムの定員数である15人は、MBAプログラムに移行します。よって、2022年度入試よりMBA入学定員数は28人から43人に増員します。DBAプログラムの入試への影響はなく、従来通り3月に入学試験を実施します。

最後となりますが、一橋ICSが新たなスタートを切るにあたり、EMBAプログラムにこれまで社員を派遣くださった企業の皆様、ゲストスピーカーとして登壇いただいたビジネスリーダーの皆様に心より感謝申し上げます。また、EMBAプログラムを今まで先導してきたプログラムディレクターの伊藤友則教授と小野浩教授に謝意を表します。