一橋ICS、アドバイザリー・ボードの新メンバーを発表
2022年6月30日、東京発:一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻(以下、一橋ICS)は、新たなアドバイザリー・ボードを設置することを発表しました。 このアドバイザリー・ボードは、MBA、EMBA、DBA、エグゼクティブ教育プログラムのカリキュラム設計と実施に関する助言を行います。
一橋大学ICSは、アドバイザリー・ボードを務める3名のメンバーをここに発表することを大変光栄に存じます。任期は2022年7月1日から2024年3月までの約2年間です。
岩野 和生 (いわの かずお)
・東京工業大学 環境・社会理⼯学院 特任教授
・株式会社三菱ケミカルホールディングス 執行役員チーフデジタルオフィサー(CDO)、フェロー、顧問(2022年3月まで)
岩野氏は、コンピュータサイエンスとビジネスをつなぐデジタルトランスフォーメーションやアントレプレナーシップの権威として幅広くご活躍されており、学術的かつ実務的な専門知識をお持ちです。ビジネスリーダーを目指す人材の育成や、研究の実用化についてご指導いただける事を期待しています。
菅 大介 (かん だいすけ)
・株式会社チェリオコーポレーション 代表取締役社長
・沖縄科学技術大学院大学(OIST) 評議員
家業の飲料メーカーの3代目として、現在と未来のライフスタイルを向上させるため、ビジネスイノベーションを牽引しています。多様性を尊重する社会の実現に強い想いを持ち、また、自身のMBAの経験を生かし、次世代のMBAを積極的に支援しています。
片野坂 真哉 (かたのざか しんや)
・ANAホールディングス株式会社 代表取締役会長
・日本経済団体連合会 前副会長・理事
日本を代表する企業の経営者としての長いキャリアを通じ、片野坂氏は、企業の持続的な運営に不可欠な要素として、人材育成の重要性を説いています。
このアドバイザリー・ボードは、一橋大学ICS専攻長の大薗恵美により新設されました。
一條和生前専攻長が招聘した先代アドバイザリーボードメンバー、八木陽介氏(株式会社people first 代表取締役)、ドミニク・テュルパン氏(電通チェアード・プロフェッサー、IMD渉外学長)に、心より感謝いたします。任期は2022年3月31日まででした。
新しいアドバイザリー・ボードは、我々にとって素晴らしい時期に設置されました。
一橋 ICS は 2021 年に AACSB認証を取得し、MBAプログラムはQSグローバルMBAランキングにより日本において1位と評価されました。
一橋ICSは、日本と世界のために次世代のビジネスリーダーを育成することを使命とし、(1)気候変動とサステナビリティ、(2)デジタル技術がもたらす機会と脅威、(3)グローバルチームにおけるリーダーシップなど、現代に喫緊のビジネス課題を理解し社会にインパクトを与えられるリーダーの育成に努めています。また、日本で唯一のGNAM(Global Network for Advanced Management)のメンバーとして、同ネットワーク校と協力し、ネットワーク型教育とグローバルな視点を提供しています。